本県では、平成28年度から2020年度までの5年間を計画期間とする「いばらき教育プラン」に基づき、社会全体による子供たちの自主性・自立性の育成や、確かな学力の習得とそれを活用する力の育成を図るため、様々な施策に取り組んでいます。
特に、生涯にわたる人格形成の基礎を培う乳幼児期が大切であるとの考え方から、質の高い就学前教育及び家庭教育を積極的に推進しております。
本県で定めた「就学前教育・家庭教育推進ビジョン」の実現を目指すために、現在、就学前教育・家庭教育推進アクションプランや保幼小接続カリキュラムの策定を進めております。幼児教育のより一層の質の向上を図るため、教職員の研修の実施などを検討しているところです。
また、学力の向上に関しましては、現在中学校2年生まで実施している少人数学級とティーム・ティーチングによる本県独自の少人数教育の取組を中学校3年生にまで拡充することを検討して参ります。これからのグローバル化した時代に必要となる、英語やプログラミングの教育にも力を入れて参る所存です。
特に「教育立県」の実現においては、学校・家庭・地域の連携・協働が重要と考えておりますので、今後とも、皆様方のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。