北海道では、2018年度に策定した「北海道教育推進計画」や、昨年度末策定した「北海道総合教育大綱」に基づき、各種施策を推進しております。
本年も、しばらくはコロナ禍の影響が続くものと考えられますが、子供たちの健やかな成長のため、学校や家庭・地域、関係機関と緊密な連携を図り、この難局を乗り越えていきたいと考えております。
これからのウィズコロナ・ポストコロナの時代を見据え、子供たち一人ひとりの資質・能力を育み、持続可能な社会の創り手となるよう、ふるさと教育の充実や、学校と地域が連携した協働体制の構築などに取り組んで参ります。
また、GIGAスクール構想が進展し、Society5・0の到来が予想されるなど、急激な社会産業構造の変化が進む中、次代を担う子供たちの情報活用能力を高めるため、ICT環境の整備を図って参ります。
加えて、広域分散型の本道で、どの地域においても質の高い教育を受けられるよう、小規模校に対して幅広い教科・科目の授業を届ける遠隔授業配信の取組を行うなど、各種教育施策を推進して参ります。
今後とも、こうした個の学び・協働的な学びを両輪として、北海道の未来を担う子供たちを育む教育の、充実・発展に向けて全力を尽くして参ります。