本県では、新学習指導要領の趣旨の実現を目指し、昨年度は小中学校管理職・教諭対象の説明会、「教育課程編成のポイント」の作成・配布による各学校における教育課程編成を支援しました。今年度は『問いが生まれるサポートガイド』を発行し、他者と関わりながら課題解決に向かう授業改善を推進しています。今後は、「特別の教科道徳」をはじめ、保護者と地域等への新学習指導要領の周知を図る考えです。
新学習指導要領では、社会との連携と協働で「社会に開かれた教育課程」を実現する体制づくりの重要性が示され、国の第三期教育振興計画では教育政策の目標に「家庭・地域の教育力の向上、学校との連携・協働の推進」が示されています。
学校・家庭・地域の連携を密にし、家庭教育の支援、地域教育力の向上を目的に「家(や)~なれ~」運動を推進。第3金曜日「少年を守る日」、第3土曜日「おきなわ地域教育の日」、第3日曜日「家庭の日」・「ファミリー読書」を毎月設定し、体験活動や家族団らんの機会から絆を深める取組も推進しております。
今後は、持続可能な家庭教育支援が円滑に進むよう、家庭教育支援チームの運営体制づくりを支援する等、学校・家庭・地域との連携・協働で「社会に開かれた教育課程」を実現する体制づくりに努めます。