本県は「未来を切り拓く心豊かでたくましい宮崎の人づくり」をスローガンとし、県民総ぐるみで教育の振興に取り組んでいるところですが、現在、4つの重点を定め施策推進を図っています。
まず、いのちを大切にする教育の推進については、従来からの、いのちに関わる道徳や人権、健康等の教育、いじめ予防など、様々な観点からの取組を改めて整理し、各々をつなげ、学校、家庭、地域等が一体となって取組の深化・充実を図るものです。特に今年度から7月第1週を「いのちの教育週間」と定め、全県的に各種の取組を行いました。仲間同士で支え合うピア・サポート活動や県動物愛護センターと連携した授業など、新たな取組の広がりも見られているところです。
次に、教職員の働き方改革については、県独自の教職員勤務実態調査を行うなど、現状の把握・分析を行うとともに、今年3月までに、業務改善や勤務時間管理の徹底、教職員の意識改革等からなる「学校における働き方改革推進プラン」を新たに策定することとしており、部活動指導の改善も含め、改革推進に尽力しているところです。
このほか、開かれた学校づくりや読書県づくりの推進にも重点的に取り組んでおります。この4つの重点を核としつつ、各施策を推進し、今後も本県教育のより一層の充実を図って参ります。