昨年開催した福井しあわせ元気国体では、天皇杯および皇后杯を獲得し、小さい県ながら力を合わせ完全優勝を成し遂げることができ、県民の自信と誇りにつながったと思います。この成果を活かすため、国体を契機とした地域のスポーツ振興や学校での運動を通じた子供たちの体力・運動能力の向上などを柱に「福井県スポーツ推進計画」を見直し、今後の本県のスポーツ振興につなげて参ります。
また、「福井県教育振興基本計画」に基づき様々な教育施策を進めるとともに、学習指導要領の改訂や大学入試改革などに対応するため、ふくい教育振興推進会議を設置し、様々な立場の方々から広く意見をいただきながら、新たな計画の策定に向け検討を進めて参ります。
さらに、教員の業務改善に向けては、学校現場の教員や保護者、関係団体の方々に意見を聞きながら、教員の意識改革、業務の明確化、部活動の適正化を柱とした学校業務改善方針を策定します。それとともに、退庁時間の設定やノー残業デーの実施などを通した教員の意識改革、事業や行事などの簡素化や削減、外部人材の活用など、教員の負担軽減を図ります。
本年も、福井県の子供たちが夢や希望を持ち、実現できるよう、教職員が一丸となって学校を支え、皆様の期待に応えられるよう全力を尽くして参ります。