新型コロナウイルス感染症の猛威は未だ収まらず、三重県においても、感染者発生時の対応、部活動や修学旅行の安全な実施、高校生の就職対策や今後の高校入試の方向性など、日々悩みながら子供たちの学校生活が継続されるよう努めているところです。
生活環境が大きく変わってしまった中、不安やストレスを感じ、不安定になる子供も少なくありません。子供たちが発するSOSや変化に周囲の大人がいち早く気づき、一人ひとりに寄り添った対応ができるよう取組を進めています。
また、新型コロナウイルスにかかわる人権侵害や誹謗中傷から子供たちを守るため、ネットパトロールを平日毎日実施しているほか、特定個人間のやりとりを行うSNSにも対応するため、不適切な書き込みをスクリーンショットで撮って投稿できるアプリ「ネットみえ~る」の運用も開始しました。
今後も、子供たちが安心して学べる環境づくりに取り組んで参ります。
一方、本年は、「三重とこわか国体・三重とこわか大会」、「第9回太平洋・島サミット」が開催される、重要な年でもあります。
スポーツや海外の方々との交流を通じて、子供たちが自らの新たな可能性を発見し、両会が子供たちにとって思い出深いものとなるよう、教育委員会としても取り組んで参ります。