昨年2月に策定した新たな県教育振興基本計画(第3期計画)では、基本目標として「夢や希望を実現し未来を担う鹿児島の人づくり~あしたをひらく心豊かでたくましい人づくり~」を掲げました。本県には教育を大切にする伝統や風土があり、また、豊かな自然、日本の近代化をリードした歴史、地域に根ざした個性あふれる文化、全国に誇れる農林水産業等の産業、様々な分野で活躍している人材等の教育的資源が豊富です。
さらには、地域全体で子供たちを育てるという伝統的な地域の教育力もあります。教育に対する優れた特性を生かしながら、子供たちが豊かな社会の創り手として自立し、一人ひとりが自らの夢の実現に向けて挑戦し続け、将来の鹿児島や我が国を担う人材の育成に取り組んでいます。
今年は本県において第75回国民体育大会「燃ゆる感動かごしま国体」、第20回全国障害者スポーツ大会「燃ゆる感動かごしま大会」が開催されます。県内各地では、各競技のリハーサル大会も行われ、開催に向けた気運も高まっています。両大会がスポーツの普及・振興、地域の活性化のみならず、子供たちの豊かな心と健やかな体の育成につながるものと期待しています。
今後も学校、家庭、地域社会の一層の連携を図り、本県教育の振興・充実に努めて参ります。