札幌市は北星学園大学と「学生への市営住宅提携事業」に向けた協定を締結。11月27日に締結式が執り行われた。札幌市の市営住宅では入居者の高齢化が進み、自治体活動の担い手不足などが問題となっている。そこで、北星学園大学の学生が市営住宅の空住居に入居し、団地の自治体活動に参加することで、地域の活性化が目指される。
具体的には札幌市厚別区にある「もみじ台団地」の空住居から4戸程度を同大の学生に提供し、学生が家賃を札幌市に支払う。入居した学生は自治体活動に参加し、清掃活動やお祭りなどのイベントに協力する。入居開始は平成30年4月以降を予定。