本県では｢兵庫が育む こころ豊かで自立した人づくり｣を基本理念とする、第2期｢兵庫教育創造プラン｣の実現に向けて、各種施策に取り組んでいます。
今年は兵庫県が成立して150年の節目の年を迎えます。この記念すべき年に向けて、子供たち一人ひとりのふるさと意識を育むことが未来の兵庫の礎となることを願い、地域との関わりを持ちながら｢ふるさと意識の醸成｣を図る新たな施策に取り組んでいます。
中学校では、兵庫ゆかりのクリエーターを招聘して講話や実演を行うことで、豊かな創造力や発想力を身につける機会を創出しています。高等学校では、地域から未来を切り拓くことのできる人づくりを推進するため、高校生の視点で地域の歴史や文化等について新たな価値を見出し活力ある地域づくりにつながる提案を行う事業を全校でスタートしたところです。また、次期学習指導要領の完全実施に伴う小学校外国語教育の早期化・教科化に向けて、今年度から地域人材を活用した小学校における英語教育の支援を実施しているほか、中学校では運動部活動の活性化を図るため、専門的指導力を有する地域人材を外部指導者として派遣し、教員の指導力と生徒の運動能力の向上を図っています。
本年も、子供たちが将来の夢や目標を持って、たくましく生き抜いていけるよう市町教育委員会、学校、家庭、地域が一体となって、兵庫の教育を推進して参ります。
