本県は、将来を担う千葉の子供たちが生き生きと育っていくことができるよう、学校、家庭、地域の御協力を得ながら、様々な施策、取組を進めています。
昨年、新しい取組として、子供たちが抱える問題の深刻化を防止する観点から、SNSを活用した相談事業を試行的に実施しました。生徒から多くの相談があったことから、更なる充実を図って参ります。
また、本年開催される東京オリンピック・パラリンピックに向けて「オリンピック・パラリンピックを活用した教育」を推進しており、県内65校を推進校として、「おもてなし」「心のバリアフリー」「スポーツ」「グローバル」をテーマに取組を進めています。
現在、新たなステップに向けて、本年4月からスタートする第三期千葉県教育振興基本計画の策定を進めています。これまでの理念を継承しつつ、「基本目標」として「志を持ち、未来を切り拓く、ちばの子供の育成」「自信と安心を育む学校の構築」「絆を深め、全ての人が活躍できる環境の整備」「世界を舞台に活躍する人材を育成し、楽しい・喜びに満ちた豊かな社会の創造」の四つを設定することとしました。本県の持つ教育のポテンシャル、「ちばの教育の力」で次世代へ光り輝く「教育立県ちば」の実現に向け、質の高い教育を確立できるよう力を尽くして参ります。