昨年7月末から10月末にかけて第44回全国高等学校総合文化祭(2020こうち総文)を開催しました。新型コロナウイルス感染症の影響によりWeb開催となりましたが、これまでにない形での繋がりが生まれ、全国の皆様のご協力により無事開催できましたことに御礼申し上げます。
本年は、公立小中学校などに1人1台タブレットが導入されますので、これを活用して個々の学ぶ力を引き出す、新たな学習スタイルの確立が急がれます。このため、3月末までに、習熟度に応じて本県独自のデジタル教材を利用できる「学習支援プラットフォーム」を構築します。
また4月からは、体系的な研修プログラムを構築し、教員のICT活用力の強化を図るとともに、県立高等学校、特別支援学校においてもICTを活用した学習を推進するため、ICTの活用を専門的にサポートする体制の整備などにも取り組んで参ります。
さらに、デジタル化により、教材準備や採点などの業務負担を大幅に軽減し、教員の働き方改革にもつなげて参ります。
また、4月には、全国に先駆けて県立の夜間中学を開設します。入学される生徒が互いに学習意欲を高め合うことができる教育環境を整備し、様々な理由により義務教育を受けられなかった方や、十分に学校に通えなかった方の学び直しの機会の確保に努めてます。