本年は「栃木県教育振興基本計画2020-教育ビジョンとちぎ-」の最終年度を迎えます。引き続き各施策の推進に努めるとともに、次の5年間の方向性を示していきたいと考えております。
その中で、特に力を入れていきたいと考えているのが、「子供たちが様々なことにチャレンジすることができる教育環境の実現」です。
その基盤となるのが 「安全・安心の確保」です。2017年に発生した那須雪崩事故のような痛ましい事故を二度と起こすことがないよう、実効性のある再発防止策を講じ、実行して参ります。また、命の大切さや人を思いやる心の大切さを実感できるよう、人権教育や道徳教育、体験活動等の充実に努めます。
さらに、チャレンジを支える教員が、子供たち一人ひとりとしっかりと向き合うことができるよう、本県独自の少人数学級を進めるとともに、 「学校における働き方改革推進プラン」を着実に推進して参ります。
2022年度に開催する国民体育大会・全国障害者スポーツ大会に向けて、昨年は、新しい武道場が落成しました。子供たちが夢や目標をもつ機会となるよう、気運の醸成にも努めて参ります。
本年も、子供たちが安心して学び、自分の可能性を存分に伸ばすことができるよう全力で取り組んで参りますので、御理解と御協力をよろしくお願いいたします。