東京都町田市はNTTデータが提供するシンクライアント技術を用いたタブレット環境を平成30年度から32年度にかけて全公立小中学校62校に構築する。ICTモデル校の小山ヶ丘小学校と堺中学校では12月4日にタブレット端末が先行配布され、平成30年2月をめどに教職員向けシンクライアント環境の提供を開始する。
NTTデータが構築するシンクライアント環境、携帯性に優れたタブレット端末「Chromebook」、NTTドコモのLET回線を組み合わせることでICT機器を活用した効果的な授業を実施。場所を問わない自由な授業スタイルやセキュリティが確保された校務環境の整備、教員の柔軟な働き方を実現する。今後、児童生徒および教員用のタブレット端末は合計4500台を段階的に配備し、シンクライアント環境は町田市の全教員約2000人分の接続環境を整備する予定。