静岡大学は玩具メーカーのマテル・インターナショナルと、3歳から始められるイモムシ型のプログラミング知育玩具「コード・A・ピラー」を教材として活用した小学生向けプログラミング教育導入カリキュラムの共同研究を開始した。
イモムシ型玩具の頭部や胴部に「前進」「右折」「左折」などの仕掛けがコーディングされており、つなぎ合わせたパーツの順番通りにイモムシを動かすことができる。イモムシがどんな動きをするのか考えながら遊び、成功と失敗を繰り返すことで自然と論理的思考になり、プログラミング教育の基礎が身につく新感覚のおもちゃ。
プログラミング授業を導入するにあたり、専門教員の不在や使える教材が少ないなど不安の声がある中、静岡大学教育学部学校教育講座の塩田真吾准教授が中心となって共同研究を進める。PCを使用する必要がない上にリーズナブルな価格の「コード・A・ピラー」を採用し、発達段階に合わせた授業を提供できる教育パッケージの開発を目指す。