本県は「広島版『学びの変革』アクション・プラン」を掲げ、知識ベースの学びに加え、子供たちが自分で課題を見つけて、解決のために学び、考え、行動できる力を身につけることができるよう、全国に先駆けて改革に取り組んできました。
デジタル化の急速な進展などの社会情勢の変化や、それに伴うグローバル化など予測不可能な未来を自分自身で切り拓いていかなければならない時代になっています。昨年来、「新型コロナウイルス感染症」という正に「予測不可能」な状況に直面し、学校の存在意義(レゾンデートル)が改めて問われ、「学ぶとはどういうことか」という本質を問い直すことにもなりました。しかし、私たちはこの局面を乗り越えなければなりません。
肝心なことは、子供たちの「学びたい!やりたい!」という気持ちを大事にすること。子供たちのモチベーション、学びの火を消すことなく、焚きつけていくこと、そういった学びの場を創出していくこと、学びの選択肢(チョイス)を提供していくことが教育委員会のミッションです。
子供たちの「学びを止めない」ために、できることからなんでもやる,前進しなければならないと思っています。
本年も、現場主義を大切にし、広島で学ぶ子供たちが「広島で学んで良かった」と思える日本一の教育県の実現を目指して参ります。