本県教育委員会で策定した「第2期あきたの教育振興に関する基本計画」では、第1期基本計画からの10年間を通じて目指す教育の姿として、「ふるさとを愛し、社会を支える自覚と高い志にあふれる人づくり」を掲げ、関連の施策を総合的・計画的に展開しております。
また、来たるべき新学習指導要領の実施に向けて、教育庁全体で並行して準備にあたっており、すべての校種において、説明会等による内容の周知とともに、校内研修を義務づけ、着実な伝達を図っております。
特に小学校では、外国語教育やプログラミング教育への対応が急務であり、大学と連携した英語研修、プログラミングに関わる授業事例集の作成や研修講座の開設等により、教員の指導力向上に努めているところです。
高等学校においては、探究活動等実践モデル校事業により、主体的・対話的で深い学びの実現に向けた組織的な授業改善や、カリキュラム・マネジメントを推進する実践を積み重ねてきています。
平成31年度は、第2期基本計画の最終年度となりますので、これまでの成果や課題を検証し、本県の学校教育を取り巻く状況を踏まえながら、新たな計画の策定に着手いたします。
今後も全県一丸となって学校・家庭・地域の連携・協働を一層図り、ふるさと秋田の未来を拓く人づくりに邁進して参ります。