新年度からの秋田県政の運営指針となる「第3期ふるさと秋田元気創造プラン」では、加速度的に進む少子高齢化への対応、来たる第四次産業革命に向けた即戦力となる産業人材の育成が急務とされております。
本県はこれまでも、ふるさと教育とその視点を重視したキャリア教育を推進し、児童生徒のキャリア発達を促し、ふるさとを支える高い志を育むとともに、少人数学級や「秋田の探究型授業」の導入による基礎学力の向上においても一定の成果が見られたと認識しております。第3期プランの推進に当たっては、この成果を「充実・発展」させることが本県教育推進の鍵となるでしょう。そこで、高等学校においても、義務教育との接続を図りつつ、少人数学級と探究型授業を導入し、生徒一人ひとりに確かな学力の定着と新時代に求められる問題解決能力の育成を図ります。
また、小・中・高等学校における英語教育を充実させるとともに、学校と県内の大学・企業等との連携を強靭化し、国際感覚や実践的な知識・技能を身に付けたグローバル人材・産業人材を育成します。
そして、教育施策推進の原動力となる教員の資質向上と、教員が安心して教育活動に取り組めるよう「働き方改革」にも着手していきます。学校・家庭・地域が一丸となり、秋田の未来を拓く人づくりに邁進して参ります。