本県は「たくましく生きる力を育む」を基本目標とした「第3期群馬県教育振興基本計画」を策定し「家庭の教育力の向上と学校・地域の連携・協働の推進」などの基本施策の下、取組を推進しています。来年度は新学習指導要領への対応として、次の4つを重点的に取り組みます。
「豊かな語学力の育成を目指した外国語教育の推進」。英語の4技能をバランスよく育成する授業の公開など、小・中・高校で連携し、英語によるコミュニケーション能力を一層高める指導の充実を図ります。
「身につけた知識・技能を活用し課題解決を図る力の育成」。県内公立小中学校の全教職員に配付した「はばたく群馬の指導プランⅡ」を活用し、主体的・対話的で深い学びの実現に向けた授業改善を推進します。
「プログラミング教育の充実、情報活用能力の育成」。情報活用の環境整備を進め、教員の指導力向上や各教科等の実践研究に取り組みます。
「家庭や地域と一体になった地域とともにある学校づくり」。推進してきた学校支援センターの成果を踏まえ、コミュニティ・スクールなど学校・家庭・地域が連携・協働する仕組みを推進します。
Society5・0時代を生きる子供たちに、新学習指導要領が目指す資質・能力を育成できるよう、教職員の働き方改革も配慮し、質の高い教育行政を進めます。