本県の教育振興基本計画である「あいちの教育ビジョン2020」は今年度がその計画期間の最終年度であるため、現在、2021年度から2025年度をその計画期間とした次期計画の策定を進めています。
子供たちが、これからの社会を生き抜いていくためには、「知・徳・体」をバランスよく育成していくことが重要です。
また、今般の新型コロナウイルス感染症の拡大のような、かつてない事態が生じた時にも、子供たちの学びを保障できる支援体制づくり、全国最多の外国人児童生徒への教育の充実、ICTを活用した教育の推進、社会のデジタル化に対応できる人材の育成、理数教育の充実や学校における働き方改革などは、今後も重点的に取り組んでいく課題であります。
次期計画の中間とりまとめ案では、現行計画の基本理念である「自らを高めること」と「社会の担い手となること」を継承しつつ、新たな課題に対応できる力や今後育むことが求められる力の育成を図ることとして参ります。
このことは、新学習指導要領に示されている「生きる力」の育成に通じるものです。
このような考え方のもと、社会情勢を見据えながら、あいちの、未来の担い手となる人の育成に、しっかりと取り組んで参りたいと考えて参ります。