コロナ禍の中、「子供たちの命と健康を守る」、「学びを止めない」を合言葉に、鳥取県教育振興基本計画に基づき、子供たちの「自己肯定感」の育成を図るとともに、1人1台端末時代を迎え、ICTを有効活用した新たな学びの創造に取り組んでいます。
小中学校では、ICT活用の考え方や実践例等を示した独自のハンドブックを活用し、一人ひとりの学習進度や能力・関心等に応じ学びをより深めていくための授業改善の視点と、ICT活用を具体的に関連付けた授業づくりに努めています。
特別支援学校では、分身ロボットオリヒメを活用した病気療養児の学習参加や、今後5年間を見据えた、自立と社会参加に向けた切れ目ない支援体制の構築及び充実を図っています。
高等学校では「探究ICT」と「ふるさとキャリア教育」をキーワードに、答えのない課題にチャレンジしていく力や解決策を求めて仲間と協働して社会を切り拓く力を育成する学びを推進しています。
これまでの教育実践にICTを有機的に融合させることで、子供たちの可能性を引き出し、個別最適な学びの実現やふるさとキャリア教育の充実などに取り組み、将来の日本を担い本県の新時代を支える人材の育成に一層邁進していきます。