群馬県では現在、本年4月から5年間の教育施策の基本的方向を定める、第3期教育振興基本計画の策定作業を進めております。
この計画の中では、新学習指導要領の基本方針である「社会に開かれた教育課程」の実現に向けて、これまで、学校、家庭、地域が連携・協働して取り組んできた諸政策の成果を踏まえ、時代の変化や社会のニーズにより適切に対応した取組を一層強化していくこととしています。
また、児童生徒が身に付けた知識・技能を活用し、課題解決を図る学習や、豊かなコミュニケーション能力の育成を目指した、小学校・中学校・高等学校における外国語教育の一層の充実も図っていきます。
「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けては、新学習指導要領の趣旨を反映させ改訂した各教科、領域の問題解決的な学習の基本的な構想や指導の在り方を示す「はばたく群馬の指導プランⅡ」を活用した授業改善に取り組みます。
そして、これまで以上に地域と学校が連携・協働し、子供たちが予測困難な未来をたくましく生きる力を育むことを目指していきます。
今後も、新しい時代の教育に向けて、群馬の教育活動の充実が一層図れるよう、質の高い教育行政を進めて参ります。