IoT(モノのインターネット)やAI(人工知能)などの先端技術が急速に発展し、世の中のあり様まで変えようとする中、前倒しされたGIGAスクール構想による児童生徒1人1台端末の配備も間近となるなど、教育を取り巻く情勢は変化し、その対応が求められています。
本県では、2020年3月、大分県長期教育計画「『教育県大分』創造プラン2016」の中間見直しを行い、各教科での学習を、実社会での問題発見やその解決に生かしていくための、教科横断的な教育であるSTEAM教育を推進していくこととしています。
例えば、県立情報科学高校では民間企業と連携した先端技術に関する教育を開始し、アイデアの創出とビジネスモデル構築を目指す「アイデアソン」の手法による課題研究授業などの取組を進めています。
Withコロナの状況下、令和2年7月豪雨など大きな自然災害が発生する中でも、学習に遅れが生じないよう、子供たちの健康と安全を第一に、ICTの活用や授業内容の精選など様々な工夫を行っています。
引き続き、安全・安心な教育環境の整備に取り組み、大分県のすべての子供たちに未来を切り拓く力と意欲を身につけさせ、生涯にわたる力と意欲を高める「教育県大分」創造への取組を推進して参ります。