東京オリンピック・パラリンピック競技大会が一年後に迫りました。同じ年、学校教育においては新学習指導要領等が全面実施されます。子供たちの夢と希望を育む教育を考える絶好の機会です。香川県では、このチャンスを生かすとともに、次の10年を見つめながら、「夢に向かってチャレンジする人づくり」を進めて参ります。
子供たちは、学校の中だけではなく地域と共に育ちます。県立高校では、地元自治体や企業等と連携しながら、地域課題の解決等の探究的な学びを実現する取組を推進し、地域を支え創造する人材を育成しています。
また、これからの子供たちには、より広い世界の中で活躍してほしいと願っております。小中学校では、本年度から中学校の英語教員が小学校の授業をサポートする施策を始めました。英語によるコミュニケーション能力を育成し、国際社会に貢献できる子供の育成を目指します。
これら小学校から高等学校までの教育の基盤が幼児教育にあります。子供たちが温かな環境の中で、ものごとをやり抜く力や自尊心などを育んでいけるよう、昨年度から「非認知スキル向上事業」に取り組んでいるところです。
「夢」で未来を描き、「チャレンジする」ことで実現の道を拓く、そのような子供たちの姿を期待し、本年も着実に取組を進めて参ります。