本県は、昨年2月に第三期教育振興基本計画「次世代へ光り輝く『教育立県ちば』プラン」を策定し、子供、学校、家庭・地域、県民を柱とした4つの基本目標の下、「学力向上」、「読書」、「ICT活用」、「キャリア教育」などを重点施策としました。
新学習指導要領への対応としては、「ちばっ子『学力向上』総合プラン」により児童生徒の学ぶ意欲の向上と教員の授業改善を進めるとともに、情報活用能力の育成、外国語教育や道徳教育の推進などを、施策の取組として位置づけました。県が独自に作成している道徳映像教材は、道徳の教科化に際して有効活用されており、高等学校での活用も進んでいます。
これらの取組により、各学校において、「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けた授業改善やカリキュラム・マネジメントが着実に進んでいるものと考えています。
一方、昨年は、新型コロナウイルス感染症による臨時休校があり、家庭学習支援として、授業動画の作成・配信や、全公立学校への学習支援ソフトの導入や支援等、児童生徒の学びの保障に努めました。これらの取組は、ポストコロナ対応として、これからの教育にも大いに生かしていけるものです。
今後も児童生徒の「生きる力」の育成を目指し、次世代へ光り輝く「教育立県ちば」の実現のため力を尽くします。