本県では、｢とくしまの未来を切り拓く、夢あふれる『人財』の育成｣を徳島教育大綱の基本方針に掲げ、徳島ならではの未来志向の教育施策に取り組んでいます。
昨年は、徳島モデルとして本県が提案した、地方と都市の学校間移動を容易にする｢デュアルスクール｣が全国知事会の先進政策大賞を受賞したところであり、今後もより利用し易い制度の構築に努めて参ります。本年4月に開校する農工商一体の専門高校では、高校・大学・地元企業が一体化したキャンパスを創出し、高大接続教育や研究開発・六次産業化教育などを推進していきます。
さらに、新学習指導要領に対応した｢主体的・対話的で深い学び｣の視点からの授業改善、消費者庁をはじめ多様な主体との緊密な連携による消費者教育、｢知徳体｣が一体となった成長を支援する教育、｢とくしま回帰｣を促進する郷土愛を育む教育などに取り組みます。
秋には、高校生の文化の祭典として、近畿高等学校総合文化祭徳島大会を控えており、本県ならではの文化を体感いただけるよう準備を進めているところです。
そして、本年は、徳島教育大綱の行動計画である新たな教育振興計画がスタートする年でもあります。徳島教育大綱の実現に向け、徳島の教育力を結集させ、さらに創意工夫を凝らした教育を実践して参ります。
