WiFi 6(11ax)対応ルーターで家庭でも多台数同時接続を円滑に
一般の家庭内でも高速でより安定したWiFi環境ニーズが高まっている。急速にテレワーク(在宅勤務)が増えてオンラインミーティングが頻繁に行われ、学校のオンライン授業が始まるなど、1家庭で複数台が同時にWiFi接続し、かつより負荷の高い利用用途が増えている。
同時に複数台が接続するとWiFiが途切れやすくなる、ルーターから離れると接続が途切れるなどの問題を解決する規格が「WiFi6(IEEE 802.11ax、以下11ax)」だ。
■「WiFi 6(11ax)」とは
「WiFi 6」は、複数端末同時通信を行う環境下で高速化・低遅延を実現する「OFDMA」を採用。
5GHz帯がさらに高速化(11ac比2.7倍)されたことに加え、遠くまで届きやすい2.4GHz帯も新規格で対応しており、ルーターから離れた場所でも接続できる。
WiFi 6に対応したPCやスマートフォンも増えている。
PCのWiFi6対応機種は次。
Surface Go2、Surface Pro 7、dynabook<C8シリーズ, Gシリーズ,T7シリーズ, Zシリーズ>、LET’S NOTE SV9,LAVIE VEGA,ThinkPad X1 Extremeほか
スマートフォンのWiFi 6対応機種は次。
iPhone SE(第2世代),iPhone 11,iPhone 11 Pro,iPhone11 Pro Max,iPad Pro(第4世代),AQUOS R5G.Xperia 1Ⅱ,arrows 5G,Galaxy S20/S20+ 5G,V60 ThinQ5G,Find X2 Pro,Axon 10 Pro 5Gなど
■3機種を新発売
バッファローでは「WiFi 6」に対応したルーターを3種類新発売。計4つのラインナップになった。
文部科学省では家庭でもオンラインで学習を行うことができる環境支援としてモバイルルータ等の整備を支援している。
学習に使用するためにはPCにもスマートフォンにも接続できる必要がある。
新製品のプレミアムモデル「WSR-5400AX6」は、5GHz4ストリーム、2.4GHz2ストリームで安定した通信が可能。5GHzバンド幅は160MHzでPCとスマートフォンを最大限活用できる点が特徴だ。
WiFi 6対応であってもアンテナ2本だと「近くは速い」が遠くは遅延することが多いが、本機種ではアンテナ4本を搭載。遠くも近くも速くつながる。
球体状に電波が飛ぶので、家の中心に設置するとベストパフォーマンスを発揮する。
縦置きのほか壁掛け設置もできる。
WiFi5対応ルータと本製品のPCの通信速度を比較すると、2倍以上速いという。
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さらに高性能のハイパフォーマンスモデル「WXR-5700AX7S」は動画やゲームなど大容量通信にも対応できる10GbEポートを搭載。5GHz:4ストリーム、2.4GHz:3ストリーム。
外付けアンテナ4本は、180度回転式で、特定方向(前後左右、上下、前後など)の電波を強化できる。
家庭のネット家電をサイバー攻撃から守るセキュリティー機能「ネット脅威ブロッカーPremium」も後日のアップデートで対応予定。今秋搭載を予定。
10Gbps対応インターネット回線は以下。◯NTT東日本・NTT西日本「フレッツ光クロス」◯KDDI 「auひかりホーム10ギガ」◯So-net「NURO 光10Gs」◯BB.exciteコネクト「IPoE接続プラン10G」◯J:COM「J:COM NET 光10Gコース」◯CTC「コミュファ光10GホームEX」◯オプテージ「eo光ネット10ギガコース」ほか
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エントリーモデル「WSR-1800AX4」はスマートフォン対応モデル。WiFi6に対応したスマートフォンの性能を最大限発揮できる。
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