サイエンスパーク株式会社が、USBメモリからファイルが漏えいしない、 安全なテレワーク実現ツール『NonCopy for USB』を発売しました。
近年、政府が推進する「働き方改革」の中で、テレワークが重要な役割を担っています。
USBメモリは、そのテレワークにおいて、ネットワーク分離された環境や、専用のファイル共有サービス等を未導入の環境における、テレワーク端末へのファイルの持ち運びに利用されています。
しかし、USBメモリは手軽で便利な反面、USBメモリからテレワーク端末へ大量のデータが簡単にコピーできてしまう点が、情報漏えいリスクとしてしばしば課題となっています。
『NonCopy for USB』は、従来のUSBメモリ利用時のセキュリティリスクに対応。専用ソフトウェアと専用USBメモリの組み合わせにより、USBメモリの手軽さはそのままに、USBメモリからテレワーク端末へのファイルコピー禁止を実現しました。
主な特長としては、まず、専用USBメモリからのテレワーク端末へのファイルコピー禁止することで、テレワーク端末における、安全な業務の遂行を可能とします。テレワーク端末では、専用USBメモリ内に保存されているファイルの閲覧、編集を許可する一方で、専用USBメモリからテレワーク端末への各種ファイルコピーを禁止しています。
専用USBメモリに保存したファイルの自動暗号化を実現。端末から専用USBメモリにファイルを保存した際に自動暗号化することで、万が一専用USBメモリを紛失した際も、専用ソフトウェアがないとファイルの復号はできません。また、専用USBメモリ内のファイル保存時に自動的にウイルススキャンを実行することで、専用USBメモリ経由のウイルス感染も防止します。
利用者ごとに設定を施した専用ソフトウェアを端末にインストールすれば、あとは専用USBメモリを接続するだけで、利用可能になるので、導入、運用は簡単です。USBメモリを使った安全なテレワークの実現に一役買ってくれそうです。
