東京書籍株式会社は、SDGsを学ぶ子どもたちのためのウェブサイト「EduTown SDGs」に、新たに4つの実践的な教材を公開しました。SDGs推進企業である、サラヤ株式会社、味の素株式会社、サントリーホールディングス株式会社、積水化学工業株式会社の取り組みを取材記事と映像で教材化し、子どもたちにとって身近な商品やサービスを通してSDGsを実践的に学べる教材をウェブサイトで配信開始しました。
4つの教材のタイトルは下記の通りです。
○“手の衛生”でアフリカの感染症を防ぐ(サラヤ株式会社)
○健康で強い体、元気な体をつくる 〜いのちのもと「アミノ酸」の力〜(味の素株式会社)
○きれいな水を使い続けていくためにできること(サントリーホールディングス株式会社)
○いつまでも安心して住み続けられるまちをつくる(積水化学工業株式会社)
これら4つの教材は、株式会社日経BP、株式会社TREE、東京書籍でつくるSDGs教材プロジェクト「EduTown SDGsアライアンス」が制作しており、今後、2020年4月には第二弾となる新たな実践教材の制作・公開を行う予定です。
教材を見るには、トップページから「17の目標」のページに行くと、アイコンで示された17の目標が表示され、それぞれの詳細ページにリンクが貼られています。「“手の衛生”」「強い体、元気な体」は「3.すべての人に健康と福祉を」、「きれいな水」は「6.安全な水とトイレを世界中に」、「まちをつくる」は「11.住み続けられるまちづくりを」にそれぞれあります。これまでも各目標について、イラストや写真、図解を用いた分かりやすい解説がありました。さらに具体的に、企業の実践を知ることで、今行われている取り組みを理解し、これからどんなことができるかという展望を考えることができます。
SDGsについて、まだよく知らない大人にもぜひ見てもらいたいサイトです。取り組みを行っている企業を応援しようと感じたり、個人でもできることを考えたり、何か行動を起こすきっかけになりそうですね。