中学校・高等学校を対象とした動画教材「SDGs School」は、登場するキャラクターの軽快なトークなどを通じて、楽しくSDGsを学び、自分事化していく機会を提供することを目的に制作された。
■身近な出来事からSDGsを考える
デジタルハリウッド株式会社が展開するデジタルハリウッドアカデミーは、JTBやJTB総合研究所と共同で、企画・開発した「SDGs School」を11月9日(月)より発売。世界中で起こっている地球規模の課題や、身近な出来事からSDGsを考える契機となる動画教材やワークシートなどを使って学ぶ。
■中高生がSDGsの理解を深めるきっかけに
2019年度より本格的に導入されている「探究学習」では、その題材としてSDGsの理解を導入する学校が増えている。今後、教育の大きな変革が続いていくことで、この傾向は拡大していくと考えられるが、SDGs自体の理解度は低く、上手に授業に取り入れられていないのが現状。そうした中、「SDGs School」は中高生がSDGsの理解を深めて行動に変える動画教材となっている。
<「SDGs School」の内容>
50分×14回の構成。動画教材と教員マニュアル、ワークシートを提供する。
講義1 【導入】2020マジヤバい!
講義2 【社会】人は貧しくなったら暴力的になる!?
講義3 【社会】おなかいっぱいは健康のはじまり
講義4 【社会】知識は格差を埋める!?
講義5 【環境】きれいな水は当たり前!?
講義6 【社会】エネルギーはどこからやってくる?
講義7 【経済】人間らしく働きたい!
講義8 【経済】NOインフラ=NO産業発展!
講義9 【経済】不平等が止まらない!?
講義10 【社会】私のまちはどうなるの?
講義11 【社会】大量生産は問題も大量!?
講義12 【環境】気候が変わるか私が変わるか
講義13 【環境】自然を守るが自分を守る?
講義14 【まとめ】あなたが必要なんだ!
<動画教材に登場するキャラクター>
星野りある
SDGsについて全く知らない高校3年生。偶然、WoWキツネザルと出会うことでSDGsに興味を持ち始め、理解が進むにつれ自分事化されていく。
WoWキツネザル
星野りあるのスマホから突然現れたSDGsの伝道師。2030年の世界を救うべく、今起こっている危機を分かりやすく解説。日本の若者にSDGsの重要性を広めている。
詳細・申込み:JTB教育事業ソリューションセンター SDGs School事務局
https://www.jtbbwt.com/files/user/SDGs/index.html