第23回となる「エコプロ2021」が、明日12月8日~10日、東京・有明の東京ビッグサイト 東2~3ホールで開催される。主催は(一社)サステナブル経営推進機構、日本経済新聞社。
2年ぶりのリアル開催。世界的規模の課題として、カーボンニュートラルをはじめとする環境問題への取組、SDGsに向けての取組が重視される中、本イベントでは企業や各種団体、自治体、市民団体、小学校~大学等の学校、各種研究団体など、幅広い出展者が集結。ビジネスユースだけでなく、小・中学校を中心とした児童生徒が学校行事として多く来場するなど、学習の場として例年注目を集めている。
体験して学ぶ/小中学校の出展も
各ブースでは展示や各種プレゼンテーション、実験・体験、クイズラリーなどが用意されている。
大手企業、エネルギー関連企業や、各省庁の取組はもちろん、各学校のブースでは子供たちの学習の成果や実践的な取組について紹介する。杉並区立浜田山小学校(東京都)、世田谷区立明正小学校(同)、横浜市立幸ケ谷小学校(神奈川県)、聖学院大学 聖学院中学校・高等学校 女子聖学院中学校・高等学校 聖学院小学校などが出展。全国小中学校環境教育研究会も出展している。
また身近な容器包装に関する団体も多く出展。日本容器包装リサイクル協会、3R推進団体連絡会をはじめ、スチール缶リサイクル協会、発泡スチロール協会など。
「日本の棚田 共同展示コーナー」といった企画展もある。
学習を深める資料も~YA出版会が160冊を紹介
探究学習の図書資料を紹介するのは、「13歳からの読書 YA出版会」(「エコチルコーナー」内にて)。今回が初出展で、子どもから大人まで、SDGsの基本から17のゴールに関連する絵本、図鑑、読み物、実用書まで160冊を紹介する。体験したことをさらに深められる資料として、事後学習にも最適だ。
来場前の事前準備も
「エコプロ2021」Webサイト上には「学習のための展示情報検索」などもあり、事前準備にも活用できる。
なお、オンライン展示会「エコプロOnline」は11月25日~12月17日まで開催中。
こちらでは「エコスタディルーム」なども開設されている。
詳細=https://sdgs.nikkeineon.jp/exhibitions/ecoproonline)。