新潟県教育委員会では、子供の読書活動を推進する取組の一環として、「子ども読書レベルアップ研修会」を実施する。
県内の公立図書館や学校、各地域で子供の読書活動推進に携わる人など、幅広く対象とし、総合的知識や実践的技術等の資質向上と、学校関係者と地域での活動者等の関係者のネットワーク構築を図ることが目的。
理論編(7月29日月曜日)と、実践編(8月20日)の2回で開催する。講師は長野県松川村図書館・棟田聖子館長。
■子ども読書レベルアップ研修会■
【理論編・実践編】
講師 棟田 聖子(むねだ せいこ)氏 (長野県松川村図書館 館長)
【実施日・形 式】
理論編 7月29日(月)オンライン形式
実践編 8月20日(火)ハイブリッド形式 (対面とオンラインの併用 ※)
【テーマ】 『読書は子どもの未来をつくる』
【概 要】
家庭生活の多様化やGIGAスクール 構想などにより、現代の子供たちを取り巻く読書環境は大きな変化を見せている。
デジタルやアナログなど、さまざまな「本」との触れ合いをとおして改めて読書の「おもしろさ」を伝 える方法を参加者と共に考える。
【対象者】 新潟県内の 公立図書館司書、各学校教職員・司書、 保育園・こども園・児童館職員、公民館 図書館職員、行政職員、読書ボランティア等 子供の読書活動に興味関心のある人
※実践編は、本会場とサテライト会場(予定)を設置し、本会場に講師を招き、本会場の映像をサテライト会場にライブ配信する。
本会場 :新潟県立生涯学習センター
上越会場:直江津学びの交流館
中越会場:長岡市立中央図書館
佐渡会場:佐渡総合教育センター
申込については、新潟県教育委員会 生涯学習推進課 ホームベージを確認する。
https://www.pref.niigata.lg.jp/site/syogaigakushu/
==新潟県教育委員会 電子書籍サービスの推進について==
新潟県教育委員会では、ICTを活用した学びの環境の整備を進めるとともに学びの機会の充実を図るため、2023年に県立図書館に電子書籍サ ービスを導入した。
電子書籍は、スマートフォンやタブレットか ら24時間365日「いつでも、どこでも」読むこ とができ、文字拡大や音声読み上げ機能もあることから、活字による読書が困難な方も本に親しむことができる。
一部の県立学校では、朝読書の他、探究学習や定期試験等の参考資料として活用されている。県教育委員会では、各校における活用を積極的に呼びかけている。