環境省では、「脱炭素社会の実現」に向けた、新環境教材を制作。Web上で公開中。
環境教育教材「みんなで変える地球の未来~脱炭素社会をつくるために~」は、
授業での活用はもちろん、授業時間外での活用や、教員が環境教育についての授業を行う際の補助教材、参考教材としても利用できる。検討委員は石田好広氏(目白大学人間学部児童教育学科教授)、關口
寿也氏(多摩市立連光寺小学校校長・全国小中学校環境教育研究会副会長)ほか2名。
教材は主に次の3つで構成されている。
①脱炭素教材…環境省が文部科学省の協力を得て新規に作成。「小学校低学年
向け」は2つの動画、「小学校中学年向け」「小学校高学年向け」はそれぞれ、授業案、板書例、ワークシート、6つの動画教材、「中学校向け」…授業案、板書例、ワークシート、5つの動画教材。
脱炭素社会を目指す基礎知識や、授業での活用を例示している。
②「ESD モデルプログラム<授業展開例>」…過去に環境省で公開していた資料をWeb上で再構成
③「ESD モデルプログラム<実践例>」…授業展開例をもとに、各地域で実践した記録。過去に環境省で公開していた資料をWeb上で再構
必要な資料や、またはどんな資料があるのか検索したい時は、Webページから検索できる。「学びの地図」「項目を選ぶ」から、学年・学習項目・SDGsとの関連などの条件で視覚的に探すことができる。
また板書例やワークシートはMicrosoft Wordで作成。テキストや図は取り出すことができ、授業の範囲内で自由で活用できる。
「みんなで変える地球の未来~脱短所社会を作るために~」
Web教材ページ http://eco.env.go.jp/lib/env/cn_education/
または環境省「環境学習STATION」(http://eco.env.go.jp/)でも検索できる。