弘前学院聖愛中学高等学校(以下、弘前聖愛)は、2020年4月からiPad80台を1人1台の実現へ向けて先行導入を開始した。先行導入したiPadは教室内の授業だけでなく、持ち帰り学習にも利用されている。
■学校でも自宅でも安心して学習できるICT環境を構築
弘前聖愛では、GIGAスクール構想が開始される前から、生徒一人ひとりの個性を伸ばすため、様々な学習に活用可能なLTEタブレットの必要性を考えていた。学校でも自宅でも安心して学習できるICT環境を配備すべく、アルプス システム インテグレーションのセキュアWebゲートウェイサービス「InterSafe GatewayConnection」とNTTドコモのLTEタブレット(iPad)の導入に踏み切った。
■Webフィルタリングで安全な通信
先行導入した端末は、コロナ禍においてもオンライン授業やオンラインホームルーム、自主学習などに活用された。環境にとらわれず利用でき、Webフィルタリングで安全な通信ができることから、学校と自宅という離れた距離でも教員と生徒の間でコミュニケーションがとられている。
■2021年度からの1人1台の実現を目指す
2021年4月からは、先行導入分の80台に加えて中学校・高校のそれぞれの新入生に対し、タブレットを準備し1人1台の学習環境が実現する予定。ICT機器の活用により、教育の幅と質を向上し、生徒一人ひとりの適性に合わせた教育の実現を目指す。