iOS端末の利用履歴を集中管理することが可能になるiPadセキュリティパック「mobiconnect CSC」が、販売開始されます。
「mobiconnect CSC」は、教育現場で安全かつ快適なICT環境整備のために開発されたもので、インヴェンティット株式会社より販売されます。
CSC(Cisco Security Connector) は、iOS端末の通信のセキュリティ強化と内部動作の可視化を同時に実現できるソリューションで、「mobiconnect CSC」は、シスコステムズ合同会社の提供するiOS端末の通信がセキュリティ強化され、内部動作の可視化を同時に実現したシステム「(CSC)」と連携しています。こうした連携は、国内で初めてとなります。
文部科学省「平成30年度以降の学校におけるICT環境の整備方針」において、各地方公共団体による計画的な学校のICT環境整備の加速化を測ることが、明記されました。
そこで、2018年から2022年まで、それぞれの年度において1,800億円の地方財政措置を講じるとされており、学校の情報化は今後一層推進されていくこととなります。
しかし、教育現場では専任のIT管理者を確保することは難しく、不正アクセスや情報漏えい、セキュリティに対する脅威が、ますます凶悪化しています。
そうしたことから、よりシンプルで、かつできるだけコストを抑えてセキュアな環境を維持・管理でき、学校・家庭でシームレスに活用できるソリューションが求められており、このたびの「mobiconnect CSC」が開発されることとなりました。
CSCと連携することにより、提供可能となるサービスは、以下のとおりです。
・iPadアプリの稼働状況を収集・把握することが可能
・使いすぎ傾向を把握し、生徒指導が可能
・端末の通信セキュリティ強化
・危険なサイトを自動でブロック
・対象となるiPadに対し、初期設定・更新を簡単設定