東京大学先端科学技術研究センターとソフトバンクは、ICTを活用して障がい児の学習・生活支援を行う『魔法のプロジェクト2019 ~魔法のWallet~』の協力校を募集しています。
『魔法のプロジェクト』は、特別支援学校や特別支援学級、通常学級に所属する児童・生徒と教員などに、タブレットや人型ロボット「Pepper」などを1年間無償で貸し出し、教育現場や日常生活の場などで活用してもらう実践研究を実施するものです。2009年からの実施で、一連のプロジェクトの成果を生かしながら、新たなニーズに対する研究の実施を通して、この活動を普及させることを目的としています。
今回のプロジェクトは、最先端のデバイスや機能を活用して、個々の教育ニーズに合わせた適切な教育支援を実施することを目指しています。
募集する協力校は、① 日本国内の特別支援学校、小中学校・高等学校の特別支援学級およびインクルーシブ教育もしくは発達障がいの指導に取り組む学級、障害者職業能力開発校、障害者職業訓練校、障害者能力開発校、② 特別支援教育の分野で臨床研究を行う大学および大学院。実践研究期間は、2019年4月~2020年3月末(1年間)です。応募方法等の詳細は「魔法のプロジェクト」のウェブサイトへ。募集締切りは2月28日です。
プロジェクト名の「魔法のWallet」は、電子マネーなどの進化するテクノロジ-を使いこなしてほしいという願いが込められています。障がい児の学習・生活支援にも新たなテクノロジーを活用することで、情報化社会に即した支援が実現することが期待されます。
「魔法のプロジェクト」URL:https://maho-prj.org/