チームSSP+は、ICTによる議論を主体とした⾼校⽣向け研究プログラム「Super Scientist Program Plus」 (以下、SSP+)を新たに始動させ、受講生を6月30日まで募集している。
同プログラムは、ICTによる議論を主体として、高校生自身が地球規模の課題解決に関する科学研究を進めていく⼀年程度の研究活動プログラム。多様なバッグラウンドを持つティーチングアシスタント(以下、TA)が、論⽂執筆や学会発表をめざす高校生の研究活動をサポートする。「バーチャル研究室」としてZOOMやDropboxなどのICTを利用するため、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けず、作業環境に縛られることなく研究を進められる。
<「Super Scientist Program Plus」募集要項>
■募集対象:⾼校⽣・⾼専⽣(1年生〜3年⽣まで)
■募集締切日:2020年6⽉30⽇
・HPから参加を申し込み、その後にWeb⾯談を行う。
■参加条件:研究進捗報告のための1~2時間のミーティングに週1回の頻度で参加できること。同プログラムではPCを使⽤するため、持っていない場合は要相談。
■参加期間:2020年8月1日から1年間程度(論⽂投稿や国際学会参加者は期間を延⻑する可能性あり)
■参加費:無料(学会に参加する際などには別途負担する可能性あり)
■過去の研究例:
・インドネシア特有の新しい⽕災危険指標の開発/橋本朝陽氏
・低コストの吹雪監視装置の開発/⼩林ゆい氏
・衛星リモートセンシングを⽤いたコーヒーさび病のモニタリング⼿法の開発/勝濱直椰氏
・その他の研究例:http://sspplus.org/2017年までのssp/
■公式HP:http://sspplus.org/
■応募フォーム:http://sspplus.org/応募フォーム/
チームSSP+は、北海道⼤学の⾼⼤連携プログラムである「北海道⼤学 Super Scientist Program」(以下、「北⼤SSP」)を前⾝に、北大SSPの元受講⽣とTA が新たに作り上げた団体。北⼤SSPの受講生OBOGとして、JpGU(⽇本地球惑星科学連合)やAGU(アメリカ地球物理学連合)をはじめとした国内外の学会で発表を⾏い、論⽂を投稿するなど、数々の業績をあげている。
COVID-19感染拡大の影響によって教育や研究の形が変わっていることを受け、未来の科学者育成のための活動として、今回の高校生向け研究プログラム「SSP+」を新たに始動させた。