オンライン学習等の世界的なニーズにより低価格のChromebookの売り上げが急増したGoogleは、児童生徒と教員共に、授業とレポートを記録できるスクリーンレコーダー(画面記録ツール)機能を、3月のChromeOSのバージョンアップにより追加する。
また、ChromeOSの新機能を搭載した2021モデルのChromebookを発売する。
新モデルのChromebookには、Google MeetとZoomがあらかじめバンドル。オプションでLTEが利用できる。デュアルカメラやスタイラスペンも搭載予定。
GoogleClassroomに導入される予定の機能のロードマップも提供。
■Classroomでお気に入りのEdTechツールとコンテンツを使用する(今年後半に登場)
~マーケットプレイスからEdTechツールとコンテンツを選択し、Classroom内で直接生徒に割り当てる
■名簿同期機能を追加(今年の後半)
Education Plusを使用する管理者は、クラスを作成し、学生情報システム(SIS)からClassroomに直接名簿を入力して同期できる
■セキュリティ監査機能機能を追加(近日公開)
■ログを分析(近日公開)
管理者がClassroomデータを視覚化できるように、カスタマイズ可能なDataStudioテンプレートを作成
■どの生徒が関与していて、どの生徒が遅れているかを教師に可視化(今年後半)
■インターネットに接続していなくても、オフラインで作業を開始したり、課題を確認したり、ドライブの添付ファイルを開いたり、Googleドキュメントで課題を書いたりできる(今年後半)
■写真を簡単に加工、添付して送信し、教師が確認できるようにする(今年後半)
■教師と生徒(ウェブ、iOS、Android)は太字、斜体、下線、箇条書きなどのリッチテキスト形式を使用してClassroomの課題と投稿をカスタマイズできる(間もなく)
■英語、スペイン語、ポルトガル語、ノルウェー語、スウェーデン語、フランス語、イタリア語、インドネシア語、日本語、フィンランド語、ドイツ語、韓国語、デンマーク語、マレー語、ヒンディー語を含む15の言語で利用できるようになる(間もなく)