デジタルアーツ株式会社は、GIGAスクール構想が目指す1人1台端末に向けて、情報提供サービス「Dコンテンツ」に全国の教育委員会が公開している学習用動画を大幅に追加、8月26日(水)以降に順次公開する。
■Dコンテンツで様々な学習用動画を閲覧
デジタルアーツの「i-FILTERブラウザー&クラウド」は、タブレットPCなどのセキュリティ対策として多くの教育機関で利用されているが、同製品を利用する教育機関向けに、全国の小中高生が活用している学習コンテンツ(URL)を自動で配信する「Dコンテンツ」のサービスを提供してきた。
■「i-FILTER」「i-FILTER@Cloud」ユーザーにも対応
新たに全国の教育委員会が公式チャンネルとして公開している児童・生徒の学習用動画を1000件以上「Dコンテンツ」に追加する。また、これまで「i-FILTERブラウザー&クラウド」ユーザー限定でサービスを提供してきたが、2020年10月1日から「i-FILTER」「i-FILTER@Cloud」ユーザーにも対応する。
■Dコンテンツ登録で簡単に閲覧できる
教育機関ではYouTubeなどを閲覧制限しているケースが多く、授業で学習用動画を閲覧する場合は個別に URLまたはチャンネルの閲覧許可設定が必要だったが、「Dコンテンツ」に登録されている動画は閲覧許可の設定なく利用可能となる。
■動画コンテンツの拡充も検討
今後、「Dコンテンツ」は教育委員会の動画だけでなく、教科書出版会社などの学習用動画のコンテンツ追加なども順次検討を進める予定。