大日本印刷(DNP)は、在宅などでのリモート学習環境でも定期テストが実施できるように、AIを活用して解答結果から学習者の理解度を分析し、復習が必要な学習課題とその優先順位を提示する「評価分析機能付きテストシステム」を開発しました。
「DNP学びのプラットフォーム 『リアテンダント®』」の新機能となる同システムによって、分析結果をもとに、教員は児童・生徒一人ひとりの学力に応じた適切な指導ができるようになります。また、同社は日本マイクロソフトと協力し、文部科学省が推進する「GIGAスクール構想」の実現に向けて、「評価分析機能付きテストシステム」をマイクロソフトのタブレット端末「Surface Go 2」のオプションとして提供します。
<評価分析機能付きテストシステムの概要>
・生徒は、タブレット端末上でタッチペンを使い、教員が制作したデジタルテストに解答
・教員は、PC環境でオリジナルのテスト問題を制作できます。この教員の自作テストに加え、コスモトピアの単元テスト(小・中学生向け)とDNPオリジナルの小学校算数単元テスト(小4~6年個別復習用教材付き)を搭載することも可能です。(オプション)
・授業後の小テストのほか、中間・期末の定期考査でも利用できます。
・答案を効率的に採点できるデジタル採点機能を搭載。設問ごとに解答が一覧表示され、クリックするだけで採点できるので、採点ミスを減らし、教員の大きな負担となっている採点業務の負荷を軽減します。
・採点結果から、AIが児童・生徒の習得度を解析して、復習に必要な学習課題とその優先順位を提示できます。その結果から教員が判断し、デジタルドリル(オプション)を活用することで、個に応じた指導につなげられます。