伊万里市、株式会社Cygames、株式会社CA Tech Kidsの共催により、プログラミングに興味を持つ伊万里市内の小学生を対象に、プログラミング特待生として選抜し、より高度で充実したプログラミング教育環境を提供する「”Cygames present” IMARI Kids プログラミング特待生」の募集を開始します。
この取り組みは、応募者の中から一定の評価により選抜された子どもたちに、半年間オンラインによる効率的で本格的な小学生向けプログラミング学習サービスを無償で提供し、次世代を担うプログラミングエキスパートの創出を図ることを目的としています。また半年間のサービス提供期間において、月1回程度の講師による対面サポートを行うと共に、パソコン等の機器類や、オンライン環境がない場合は、必要な機器類等の無償貸し出しを行います。
募集期間は令和2年1月27日から2月12日まで、応募資格は令和2年1月現在で伊万里市内の小学4年生から6年生、10~20名程度です。応募方法は、各学校でクラス担任を通じての応募に限ります。
2019年秋に、サイゲームスとCA Tech Kidsは伊万里市内の全ての小学6年生を対象にプログラミングワークショップを実施しており、サイゲームスが提供するイラスト素材を用いた簡単なゲーム開発体験を行いました。その中で非常に熱心にプログラミングに取り組む子どもたちに対して、さらに学習を深めることができる環境を提供したいという想いから、今回の取り組みに至りました。
小学校でのプログラミング必修化が始まりますが、地方によって指導体制の整備状況にばらつきがあることが明らかになっています。こうした課題に対し、eラーニングシステムを活用するなどして子どもたちが住んでいるエリアに関わらず、継続的な学習を続けられる環境を整えることが大切です。地域の問題を把握している自治体と、活用できるノウハウを持つ企業とが協働することで、能力や意欲を引き出す取り組みが生まれそうですね。