Chromebookに電子証明書を配布する機能を有した無線LAN接続のための認証アプライアンス「NetAttest EPS」が2020年10月26日から提供を開始した。
■電子証明書を安全に配布
Chromebookは多くの学校で採用されているが、ソリトンシステムズの「NetAttest EPS」がChromebookに対応することで、同端末への電子証明書の配布が安全かつ効率的に行えるようになった。
■大量の共用端末に証明書を配布
これまで特に困難であった、大量の共用端末への証明書配布も簡素な操作で行えるので、児童生徒1人1台端末での利用が考えられる。電子証明書を配布されたChromebookは、正しい端末として無線LANを利用できる。その他の端末は不適切な端末として即区別される。
■奈良市教育委員会でいち早く導入
Chromebookへの電子証明書配布の仕組みは、奈良市教育委員会でいち早く採用された。本番環境で利用する約 23000台のChromebook端末への配布を容易に実現した。NetAttest EPSを利用することで 電子証明を持たない端末を確実に、しかも負担なく排除することができるようになった。
＜NetAttest EPS 概要＞
NetAttest EPS(ネットアテスト イーピーエス)は、オールインワン認証アプライアンス。パスワードやMACアドレスによる認証だけでなく、電子証明書を用いた強固で利便性の高い方式まで幅広く対応している。認証サーバーに必要な機能を1台に搭載しており、認証情報の登録管理から、冗長化やバックアップ・リストアなどのシステム設定運用まで、すべて平易な日本語GUIで行うことができる
