チエル(株)は、BYOD環境に対応したMALLシステム『CaLabo MX』を、全国の教育機関向けて8月に発売します。
MALLとは、“Mobile Assisted Language Learning”の略で、ノートPCやスマートフォンなど、可搬性のあるモバイル端末を利用した語学学習のことです。
近年、教職員や学生が個人の端末を大学に持ち込み、教育学習に用いるBYOD(Bring Your Own Device)の普及が進んでいます。また、学習においては、学習者の「聞く」「話す」「読む」「書く」の4技能をバランスよく育成することが求められています。このような背景の下、BYOD環境を用いた英語4技能の習得・向上を実現する最新版MALLシステムが開発されました。
『CaLabo MX』は、英語4技能の学習を支援する豊富なコンテンツを用意し、特に評価に手間がかかっていた「話す」「書く」については、自動採点機能により成績管理の負担を軽減することができます。
BYOD環境に最適なクラウド型で提供するので、導入コストや運用負荷を抑えることができます。また、対面授業の支援機能も搭載しているので、アクティブラーニング型の授業も実現可能です。
『CaLabo MX』上での学習履歴は対面授業でも個人学習でもすべて集約されるので、一元管理が可能です。4技能別、学習者別、クラス全体の集約など細かい単位で履歴を参照できます。
英語4技能学習に特化し、環境に依存しないクラウド型の提供は、これからの学習に最も必要とされるツールとなりそうです。