AIを活用して電話応対業務を自動化するソリューション「AI電話サービス」が12月10日から提供を開始した。コールセンターを持たない自治体などでも提供可能。新型コロナウイルス感染防止対策としても活用できる。
■AIが電話応対業務を代行
NTTドコモの「AI電話サービス」は、ドコモのAI対話技術と、アマゾン ウェブサービスのクラウド上にコールセンターを構築できるサービスを組み合わせて「AIによる電話対応技術」を開発。これまで人が行ってきた電話応対業務をAIが代行する。
■自治体などでも利用可能
法人向けサービスで自治体でも利用可能。学校や教育委員会にAI電話サービスを展開することで、人がいない時間もAIが電話応対業務を対応してくれる。さらに、RPAツールと連結させることで、PC操作を含めた電話応対業務を一貫してAIが代行することも可能。
■問い合わせへの対応や高齢者の見守りなど
人が行っている電話応対業務をAIに自動応対させることで、業務の効率化にもつながる。受電では予約の受付や、問い合わせへの対応、架電では支払いや高齢者の見守りなど、幅広い用途に活用できる。高齢者への見守りでは、「AI電話サービス」が高齢者に電話をかけ、安否や体調を確認して記録。さらに、会話の内容に応じて、家族や地域の支援機関へ情報連携する。
<AI電話サービス 概要>
提供開始日:12月10日(木)~
初期費用:100万円
席数(最大同時接続数)に応じた月額料金:10万円/月~
申し込み・問合せ:「ドコモのホームページ法人のお客さま」お問合せページ