LINEリサーチは、高校生・大学生の生活や気持ち、アルバイトの状況など、日々の生活にどのような変化があったのかを調査し、4月27日に公式HPで結果を発表しました。新型コロナウイルス感染拡大による影響は、高校生・大学生にも大きな影響を与えています。
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4月15日時点の調査では、高校生の約9割が「学校が一斉休校になっている」と回答。休校中の高等学校からのサポートは、プリント等の配布やインターネットを通じた課題指示が主で、オンライン授業は約1割という結果になりました。
特に、国公立の高等学校と私立の高等学校では一部に違いが見られました。私立高校ではテキストやプリントの配布よりHPやメールなどのインターネットを通じて課題が出されている割合が高いです。また、私立の高等学校における「オンライン授業が行われている」割合は、国公立の約3倍(国公立9%、私立26%)となり、よりオンラインでの対応が進んでいることが分かります。
高校生が現在の生活で困っていることについては、「勉強の遅れてしまいそう」と「運動不足・太ってきた/太りそう」が共通して上位になりました。この他には、「ネットやゲームをずっとしてしまう/やめられない」「夜遅くまで起きていて、昼すぎまで寝てしまう」と、休校期間中に生活が乱れていることを高校生自身も気にしている様子がうかがえます。
休校となっている現在の高校生の自宅での過ごし方は、「ネットやアプリ」「ゲーム」をするなどの時間が増え、約5割弱が「やる気が起きないことが増えた」と回答しました。一方で、「今まで時間がなくてできなかったことをする良い機会だと感じるようになった」や「時間のゆとりができてうれしい」や「ひとりの時間ができて気楽」などの回答もあり、この状況を前向きに感じている部分も明らかとなっています。