ガイドブック「『学びあう場』をデザインする~環境教育から学ぶ10のファシリテーションスキル~」を発行〜環境省
環境省は、小中学校の先生や体験活動のプログラム実践者など、環境教育の指導者に向けたガイドブック「『学びあう場』をデザインする~環境教育から学ぶ10のファシリテーションスキル~」を日本語、英語、中国語、韓国語で発行した。
このガイドブックは、環境教育の場において、小中学校の先生や体験活動プログラムの指導者が教室での授業でより良いファシリテーションを行うことで、子どもたちが主体的に学びあう場づくりを促進することを目的に作成されたものである。
環境教育が大切にしている考え方やスキルをもとに、子どもたちの思考を深め対話を活性化させる方法など内面的なヒントと、授業を助ける道具や段取りなど外面的なヒントの両方を示すことで、アクティブラーニングを実践できる内容としている。
ガイドブックは、日中韓環境教育ネットワーク(「TEEN」)共同プロジェクトの一環として作成されたものである。
「TEEN」は、2000年(平成12年)に開催された第2回日中韓三カ国環境大臣会合(TEMM)において、三カ国の環境共同体意識の向上と更なる環境活動促進のため構築されたネットワークで、日中韓の環境教育の研究者や実践者で構成されている。
この「TEEN」が掲げる目標に「市民レベルでの環境共同体意識の向上」があり、ガイドブックの発行は目標達成のための取組の一つである。
ガイドブックのデータは、環境省ホームページからダウンロードできる。
ガイドブック「『学びあう場』をデザインする~環境教育から学ぶ10のファシリテーションスキル~」を発行