鳥取県北栄町とSPLYZAは4月9日、包括連携協定を締結した。スポーツを通じた「探究的な学び」「協働的な学び」促進のため、分析・振り返りサイクルの構築に相互協力を行う。
本協定は、生徒の「考える力」の育成と、怪我をしにくい身体づくりを促進することを目的としている。SPLYZAが提供する映像振り返りツール「SPLYZA Teams」とAIによるマーカーレス3D動作分析アプリ「SPLYZA Motion」を活用し、町内の中学校・高校および地域クラブにおけるスポーツ指導を支援する。今年度は、同町の2つの中学校(北条中、大栄中)の体育の授業と、鳥取中央育英高校の部活動、北栄スポーツクラブで利用する。
同町の手嶋俊樹町長は、「生徒の皆さんには競技力の向上に加え、振り返りや自分を客観的に捉え、考える習慣を身につけることで、今後の成長や可能性を伸ばすことにもつなげていただきたい」と期待のコメントを寄せている。