すららネットは、「すらら」「すららドリル」などの教材において、学習中の問題への解答に対する正誤判定音を刷新し4月15日より実装する。新しく実装する正誤判定音は、音の専門機関である井出音研究所との共同開発により、音に敏感な子供たちにも配慮した、耳にやさしく、かつ学習意欲を喚起する“多様性に配慮した音設計”を実現した。
正誤判定音アップデート対象教材は、次のとおり。▽すらら▽すららドリル▽ピタドリ▽Surala Math▽すらら にほんご▽すらら漢字アドベンチャー▽everyday TOEIC。
新しい正誤判定音は、音の専門機関である井出音研究所との共同開発。同研究所は、長年にわたり学校チャイムや公共交通機関の音サインなどの設計に携わり、音の持つ情動効果を科学的に活用した開発に定評がある。
今回の改良で注力したは不正解音の設計だという。学習者を否定するのではなく、「次も頑張ろう」と思えるような優しく柔らかい音に仕上げた。繰り返し耳にしてもストレスを感じにくい響きとなっている。同社の教材は、勉強に苦手意識をもつ子供たちや、不登校・発達障害の子供たちにも幅広く利用されていることから、「頑張ったことは認められている」と感じられるような音づくりを大切にした。一方で正解音は、より一層達成感を引き出し、成功体験を積み重ねられるよう、優しさと力強さを併せ持った音に設計されている。