広島県教科用図書販売(広教)は、情報活用能力育成サポート教材「事例で学ぶNetモラル」を2025年度版にバージョンアップした。
「事例で学ぶNetモラル」は、「子供たちが情報社会と上手につきあうために」をコンセプトに、児童・生徒の発達段階や情報手段等の活用状況にあわせて情報活用能力の指導ができる教材。2005年に開発され、今年で20回目のバージョンアップとなる。
今回のバージョンアップでは、生成AIの学校現場での普及を視野に入れ、情報の正しさを判断する方法を学べる事例や、目の健康に特化した事例など、ICTを日常的に使用する現代の子供たちに必要な5事例を新たに追加した。内容は以下のとおり。
推し活における自己調整の大切さを教える
生成AIが学校現場に普及することを踏まえ、情報の正しさを判断する(ファクトチェック)ための考え方を解説
なりすましのリスクが理解でき、アカウントの正しい使い方が分かる
屋外で過ごす時間を意識する
画面に合わせて見やすさを調整することを促す