中高生による社会課題解決を表彰する「STEAM JAPAN AWARD 2025」のオンライン表彰式が3月26日に開催。厳正なる審査の結果、最優秀賞に、山陽学園高校(高比良悠汰さん)の「ICTが変える海洋ごみ問題の解決への未来」が選出された。
今回で5回目の開催となる本アワードは、中⾼⽣を対象に、⾃ら課題を設定し、新たな変化を⽣み出すSTEAM⼈材を表彰する取り組みとして、文部科学省後援のもと開催されている。審査委員長は、東京理科大学特任副学長/宇宙飛行士の向井千秋氏。
最優秀賞を受賞した「ICTが変える海洋ごみ問題の解決への未来」は、海洋ごみ問題の解決に向け、スマホで利用できる自作アプリ開発の取り組み。市民に街中の散乱ごみを調査・送信してもらい、そのデータを分析し解決策のエビデンスとした。市民が廃棄者であると同時に解決者にもなれる意識を育み、「1人の100歩ではなく100人の1歩」の実践を実現。ICTを活用し、リアルタイムで大量の情報を収集・可視化し、課題解決をスムーズに行える仕組みを構築した。
その他の受賞作品はこちらで確認できる。
オンライン表彰式アーカイブ動画はこちら(YouTube)