ソリトンシステムズは4月3日、クラウド型フィルタリングサービス「Soliton DNS Guard」において、Chromebook の全通信を保護する新機能を追加した。これにより、学習アプリや動画アプリの利用時も、不適切なコンテンツや危険なサイトへのアクセスを防ぎ、より安全な学習環境を提供する。
Soliton DNS Guardは、通信パフォーマンスに影響を与えないDNS型フィルタリングの国産クラウドサービス。Chromebook、iOS/iPadOS、Windows、Android、macOSに対応している。
今回、iPadやWindowsだけではなく、Chromebook においても、包括的なフィルタリングが可能になった。Chromeブラウザ以外のアプリ経由のインターネットアクセスも保護対象となり、アプリ内広告からのフィッシングサイトへの誘導なども防止可能となる。
あわせて、最大5年間のDNSクエリログを保持できる「長期ログ保存オプション」も、教育機関向けのライセンス「Soliton DNS Guard for Education」の有償オプションとして提供開始。過去に遡り調査する際に必要となるログを長期にわたってクラウドの管理コンソール側に保持できることで、運用負担も大幅に軽減できるようになった。これにより、過去に発生した事案であっても「いつ」「どの端末が」「どのサイトにアクセスを試みたか」や「このサイトにアクセスしたのはどの端末か」などの調査が可能になる。さらに、監査やガイドライン遵守のためのエビデンス確保にも活用できる。
Soliton DNS Guard for Education